今日も将棋界の伝説、羽生善治さんの言葉から将棋や人生について学んでいきたいと思います。
自分の中に「軸」はあるか、「柔軟性」はあるか
どんなことでも、こだわらないことが、器の大きい人だと評価されることがあります。
また小さなことにはクヨクヨしないほうがいいともよく言われます。
確かにこだわりが小さいほうがどんな場面でも対処がしやすい面もあります。
しかし何もこだわらないと無気力、無関心になってしまします。
適度にこだわりを持っている方が芯がしっかりとあると羽生さんは考えているのです。
しかしこだわりと意固地は少し違うと感じているようです。
意固地は単に柔軟性に欠けていると言えるのでしょう。
将棋の指し手を選ぶ時もこだわりというのはかなりあります。
将棋の指し手はたくさんありますが、こだわりの中から選ぼうとするとぐっとその数は少なくなるのです。
こだわりが持てるようになるということは識別ができるようになったことを意味します。
将棋でいうと形の良し悪しであったり、流れに沿っているかであったりなどです。
またこだわりは合格点の基準にもなります。
こだわりが強ければ合格点も比例して高くなり、簡単には妥協しない、認めないということになります。
優れた職人さんはこだわりが強いのもこれが理由だそうです。
こだわりと頑固は紙一重みたいですが。
頑固にならないよう注意が必要ですね。
結果、こだわりを持つとより難易度が高いことを求められるようになり、目標になる。それにむかっていく中で上達や進歩もできる。
しかし、こだわりが盲点や死角と生むこともあるのでこだわりが強すぎるのも悪影響になる恐れもあり気をつけないといけません。
こだわりが頑固にならないように気をつけたいと思います。
羽生さんの言葉から私はこのような解釈にいたりました。
ん~深いですね。
次回また羽生善治さんの名言を書いていきたいと思います。