将棋の神とまで呼ばれた羽生善治さんですが、その羽生さんの言葉から将棋や人生観を学んでとりいれていきたいと思います。
人との関わり方のルールを決める
これは羽生さんがおっしゃられた言葉のひとつで、人との関わりにルールを決めるそうです。
その心がけていることとは・・・
ひとつはできるだけ早く対応するということ。
当然と言えば当然ですがほかにも用事はたくさんあるわけですから、後でもいいかと思ってしまう時もあります。
しかしそれは同時に依頼先の時間を奪っているわけです。
特にお断りをするときには。
ですので依頼を受けられない時には極力早く対応するようにしているそうです。
断る時でも早く言ってくれたほうが嬉しいに決まっているとのことです。
結果にとらわれない方法
こちらも羽生さんの言葉ですが、結果にとらわれない方法とはどのようなことなのでしょうか。
どんなにたいへんな苦しい思いをしたとしても、最後が分かっていれば不安になることはありません。
それは1日の暮らしの中でも同じではないでしょうか。
どんなにその1日がつらくても眠る直前にとても楽しければ全体的によい1日だったということになるのではないでしょうか。
まさに終わりよければすべてよしです。
途中のプロセスは最後の結果へとつながっていくのでとても大切ではあるのですがすべては最後によってどうなるか決まる面もあるわけです。
区切りをつけるときにはそのような形が理想と思えます。
将棋の対局でもそのようなことがあるようです。
考えているほとんどの局面が自分にとって不利な都合の悪い局面です。
それでもそんな状況を切り抜けて結果が出せれば終わりよければすべてよしとなります。
もちろん負けてしまうときもありますが、それを糧にして次に結果を出せればこれまた終わりよければです。
羽生さんの言葉から将棋も人生も失敗しても次のことで頑張れば失敗が失敗でなくなる気がしました。