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聖の青春の村山聖さんと羽生善治さんの予想

将棋界の天才と言えば羽生善治さんですが、もうひとりの天才だった村山聖九段について羽生さんはどう語っているのでしょうか。

 

 

 

欲や利害は、「判断の目」を曇らせる

これは羽生さんの言葉です。

何事も正確に判断するのは難しいものです。

欲を小さくすることで予想を当てやすくすると思っています。

世間には莫大な種類の予想がありますが、実際に的中しているのは一〇パーセントにも満たないでしょうと。

 

責任を問われない気楽な予想も多いものの、分析して厳密な予想をしたからといって、結果までたどり着くのは容易ではありません。

予想は外すためにしているのではないかとすら思える時もあります。

 

羽生さんは予想と聞くと村山聖九段を思い出す

羽生さんいわく、彼は若くて夭折した、大変な才能と情熱を持った棋士でした。

デビューをしてすぐに活躍を始め、順位戦ではどのクラスにいても昇級候補と認められている存在でした。

 

将棋雑誌では毎年恒例の昇級者予想を行います。

彼はその記事が書かれる前に編集部に行って「お願いですから、僕を昇級候補と書かないでください。」と言っていたらしいのです。

彼は10代の時から、よくその予想が外れること、昇級候補と扱われてしまうとやりにくくなることを知っていたのです。

 

村山君の必死さが伝わる逸話とのことです。

 

 

予想は結果に大きな影響を与えている

村山さんは将棋でも人生でも予想が若いころからしっかり立てられたのでしょう。そしてそれが将棋の強さ、結果にもつながっているのではないでしょうか。

また羽生さんも予想は結果に大きな影響を与えているとおっしゃられていました。

 

 

 

 

羽生さんは予想は難しいとおっしゃっていました。

将棋でも予想は何通りも読んでも違う手を指してきたりするそうです。しかし、予想なくては勝利もないでしょう。